へたルプ

ともねこ

2008年09月08日 22:00


スカルプむずいよね!
何がむずいって、3Dツールの操作覚えて変換して調整して…。

という事で、今更ながらで PloppSL でのへたれ作品の作成過程を晒してみます。
ほんっと今更ですね。

PloppSLは、sculpty prim が導入されてまだ間もない頃に颯爽と現れたツールです。
なんと、表と裏にお絵かきしただけで、風船のように膨らんだスカルプとテクスチャが出来てしまいます!
まぁお手軽な分、出来は期待してはいけませんがー。


その適当具合を逆手にとって、味のあるオブジェが簡単に作れるのが楽しいです。
まだスカルプった事の無い人はぜひ一度。


まずは童心に戻ってぐりぐりお絵かきします。
自分のアバターは昔に作ってしまったので…


線画完成。ちょっと力入れ過ぎました(※当社比)。
透明な部分に描くと裏にも反映されていくので、大体の形が決まったとこで内側を潰してます。
白だと透明部分との区別が付けにくいので、他の色の方がいいかも知れませんね。


今度は塗り絵です。ぺたぺた。
色の境界線も塗り潰す方が楽ですが、今回は線をそのまま残す感じにしてみました。


裏もぐりぐり描き描きぺたぺたします。

いよいよ、「OK」ボタンで空気を入れてみます。


無事膨らみました。シワが酷い時は輪郭や形状を調整し直すと改善または改悪するかもしれません。


今回は輪郭の線を残したので、そのままだとこんな感じになってしまいますので削ります。
鉛筆のようなアイコンで戻れます。


輪郭の線を周りの色でチョキチョキ切り取ります。
線の流れがちょっと不自然になっても、元々ぐにゅーんと伸びちゃうとこなので大丈夫。
この後は塗り潰しで流し込み。


自然になりました。

矢印アイコンでスカルプとテクスチャを出力できます。
出力先は、「マイ ドキュメント」の下の PloppSecondLife の下です。


アップして出来上がり。
割りといい感じになって良かったです。(※1

この例だと20~30分くらいだと思いますが、
簡単なのだと5~15分程度でアップまで完了できちゃいます。ネタは早さが命。


そこのあなた! 早速へたルプってみましょう!
いい感じにへたれた作品が出来たら送ってください。
temp物理にしてDustの砂に還します。


※ポイント:

・そのままだと縁に黒いゴミが出ますが、他の画像ソフトでテクスチャの上下の黒い帯を他の色か、透明にしてしまえば目立たなくなります。

・でっぱった部分に薄い膜が張られる場合は、スカルプのタイプをplaneにすると消えます。ただし、表と裏の間に少し隙間が空くので好みな方で。

・画像ファイルをドロップすると取り込む事ができます。消しゴムでの塗り潰しはできないので、あらかじめ周りを透明にしておくと楽です。題材によって、いい感じになったり残念になったり。

・どうしても発生するシワが気になる人は、SculptyPaint などに取り込んでぼかすと改善するかもしれないです。


※1:

ターゲット、ロックオン。


…で、完成したのがこちら。ちょっと離れるととても残念です…
オブジェ